天窓から雨 そしてメンテナンス

いつもお世話になっております。コトブキの塚本です。

早速ですが皆さんトップライト(天窓)にどのようなイメージをお持ちでしょうか。

いいイメージの方もいらっしゃると思いますが反対に雨漏りの原因になりそうと

悪いイメージをお持ちの方もいるかと思います。

確かに言ってしまえば屋根に穴が開いているわけですから雨漏りの原因になりやすいということも否定できません。しかしちゃんとした施工を行い、メンテナンスを行えばそのような心配はありません。

日ごろから天窓を気にしている方は少ないと思います。

気づいた時にはもう症状が出てしまっている。そのようなことを未然に防ぐためにも

定期的なトップライトのメンテナンスをお勧めしております。

メンテナンス!

ということでトップライトから雨漏りしてしまっている現場のご紹介です。

今回はトップライトのメンテナンスのみということでしたのでそのメンテナンス方法をご紹介したいと思います。

まずはお客様のお宅は雨が侵入してしまっているので解体を少しづつ進めながら

雨漏りの原因箇所の特定をします。

周りの瓦を撤去していくと板金の上にもゴミや鳥の巣などがつまっています。

これでは水の流れも止まってしまいますし鳥の巣などが雨水を吸って雨漏りを引き起こしてしまったりします。なのでしっかり掃除をします。たまに鳥や鳥の卵などもあったりしますが屋根の害になる恐れがある為、可愛そうですが出て行ってもらうしかありません。(巣に子供のヒナなどがある場合は鳥獣保護法から巣の撤去ができない場合があります。)

ここのビス、シーリング部が怪しいですね。

このようなビスのパッキンやシーリングは紫外線などにさらされて劣化していきます。

このトップライトの下部、横に打ってあるシーリングに注目してください。このシーリングの上に沿ってある汚れは水が日常的に溜まってしまっている痕跡です。

この部分でも雨が溜まってしまって劣化したシーリングから侵入していると思われます。パッキン部も劣化してしまっていて雨が侵入しています。

ちなみに今流通しているタイプはこのビス部分などが隠れて紫外線に直接当たらないようなっていたりしています。

そしてトップライト周りにある枠組みをばらしていきます。

雨が入ってしまっていますね。このような原因箇所や屋根の悪い所を見つけるとホッとしたりします。原因がわかって適切な処理をすれば解決することが多いからです。お客様からは大きな工事にせず雨漏りを引き起こさないようにとのことですので最善の方法で応急防水処理をやらせていただきます。

ここからは少し早く簡潔にさせて頂きます。

工事内容としては枠組みを外し防水テープを貼り付け、ビス部分にシーリングを埋めビスを締め直し、ガラス部分を丁寧に掃除した上でマスキングテープを貼り四方にシーリングを打たせていただきました。

これで今回の現場のメンテナンスは完了です。

ここまでご紹介させていただきましたがやはりトップライトは取り付けた方がいいかと思われます。今回はメンテナンス方法としてデメリットの部分を紹介させていただきましたがメリットもたくさんあります。

 

トップライトの点検、修理、撤去、もちろん取り付けなど何かお考えでしたらお気軽に弊社にお問い合わせください。

 

オススメ記事

この記事を読んだ人にオススメの記事