【対談】JR駅舎で実証実験!落ち葉よけシート開発者・カミセイ神谷氏 × 施工を担ったコトブキ小野社長

JR駅舎で落ち葉よけシートの実証実験を行うことになった経緯

左・カミセイ神谷さん、右・小野社長


先日、落ち葉よけシートのJR駅舎での実証実験を行なったいうことですが、そもそも最初にそういった実験をお受けすることになったキッカケはどういったものだったのでしょうか。

小野社長:
もともと僕の知人で「鉄道系のお困りごとよろず相談」のようなことを生業にしている方がいらっしゃったんですね。

その方とは東京メトロ様の駅舎や工場などの居住性を遮熱材の力で良くするためのお仕事をご一緒させてもらっていたんです。

そんなある日、東京メトロ工事での相談中に、その方から、
「JRの明治神宮前の駅舎の方で、落ち葉で困っているところがあるのですが、なんとかならないか?」
というご相談を受けまして。

ちょうどその時に、弊社内にカミセイさんが作っている「落ち葉よけシート」の在庫があったので、それをJRさんにお伝えしたところ、興味を持っていただき、そこからこの実験が始まった形ですね。

その時には、カミセイさんにも設置についてご相談をさせていただきました。

 

カミセイ神谷さん:
そうですね。
弊社の落ち葉よけシートは、屋根材の種類や雨樋の形に合わせて、効果的な設置が可能なので、そこについてはご助言させていただきました。

 

 

明治神宮から来た落ち葉を、そのままお返しするために…。

小野社長:
実際に実証実験をしたのは、「駒込駅」と「原宿駅」の二駅。

特に、JRの方で困っていたのは「原宿駅」でしたね。
目の前に「明治神宮」があるじゃないですか。原宿駅のすぐ脇に位置する、広大な森、神様の住む森ですよね。

年間に5〜6回は駅の屋根の掃除をしなければいけないということで、大変だったそうなんです。

単純に落ちてくる葉っぱの量もそうですが、JRの駅舎掃除って営業時間外の真夜中に行うそうなんですよ。つまり、終電から始発出発の時間内に行うということです。

やはり足元が見えづらい真夜中に、屋根の上に登っての作業は危険を伴うので、できればやりたくない。

その作業を無くすための「落ち葉よけシート設置の実証実験」だったというわけです。


確かに、明治神宮の木をバッサリ切って問題解消という手段は取れなさそうですよね。

 

小野社長:
そうなんですよ。

むしろ、せっかく明治神宮からもらった葉っぱ、つまりは神様からもらった葉っぱなんでね。

綺麗に乾かして、風に乗せて、神様にお返ししようっていうね笑

その意見については、みなさん大賛成してくれて、実験の予算取りの段取りもスムーズに進んでいきました。

 

「何がなんでも外れない施工」を社内で試行錯誤した。


今回のJR駅舎での落ち葉よけシート設置の実証実験で、一番気をつけた点についてお伺いできますか。

小野社長:
今回の場合は、JRの駅舎ということもあったので基準も相当厳しいものでした。

特に「何がなんでも外れないような施工」を求められましたね。

駅舎の横は、すぐに線路が走っています。
もし、落ち葉よけシートがはずれて、線路にでも落ちようものなら、ダイヤに多大な影響が出てしまいます。

どのような天候が来ても、外れないように落ち葉よけシートを固定しなければいけなかったので、設置前に弊社の中で色々な施工、緊結方法を試しました。

 

カミセイ神谷さん:
通常の現場では、落ち葉よけシートを雨樋に挟み込んで、銅線で巻きつけるというのをお勧めしていますが、コトブキさんはさらに強固に固定されていますね。

 


確かに。これは留めるための金具を作成して固定しているような形ですか?

 

小野社長:
はい。そうですね。

現場に合わせて緊結金具を作って持っていきました。

 

設置後、しばらく置いた結果が以下の写真のようになりますね。

 

カミセイ神谷さん:
すごい。
全く落ち葉が入ってないですね!

 

小野社長:
それで、落ち葉よけシートを設置してない方がこれね。
落ち葉がたくさん入ってますよね。

カミセイ神谷さん:
全然違いますね!!

施工現場で起きるであろう問題を社内でクリアにしておく。


設置している時に気づいた点
などあれば、教えていただけますか。

 

小野社長:
今回は、駅舎の屋根にもともとついているネジを利用して、留めつけ金具を設置していくことを想定していきました。

ただ、現場で屋根のネジを見た時に、結構ボルトのネジ部分にサビがついていたんですよね。

これらのネジをまずちゃんと利用できるように、下記のように綺麗にすることから始めたのが大変だったかもしれません。

 

 

カミセイ神谷さん:
現場ごとに状況が違いますから、そこに対応するのは非常に難しそうですね。

 

小野社長:
そうなんだよね。やっぱり簡単にはいかないのが現場の仕事だよね。
でも、施工現場にいく前に、本当にたくさんの実験を社内で行いましたから。

そういう意味では、想定の範囲内での問題だったかもしれません。


落ち葉よけシートを販売している会社として、カミセイさんでは、他にこのような施工をしている会社ってご存知ですか。

 

カミセイ神谷さん:
いや、コトブキさんのこの工事事例は特殊なタイプだとおもいますね。
ただ、どのような雨樋でもきちんと収まるように商品はつくっていますので、逆に勉強になったというか、参考になりました。

非常に面白い実績を作っていただきありがとうございます。

 

小野社長:
いや、こちらこそありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。

「落ち葉よけシート」についての詳細ページはこちら

 

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