こんにちは、荻原です。
突然ですが、皆さんはご自分の家の『家紋』はご存知ですか?
知らない方でも、お墓参りに行って、墓石に刻まれた印を見れば分かるかもしれませんね。
ここに、先代から引き継がれた書物があります。かなり年季の入った『家紋帳』です。
和瓦屋根の鬼瓦にその家の家紋(焼き物)を取り付ける事があるので、私にとって『家紋帳』は商売道具のひとつと言えます。
この帳面には実に5000種類もの家紋が載っています。
ページをめくると実に多種多様で、もはやアートだなぁと感じます。
そこで、日本人には切っても切れない『家紋』についてご紹介したいと思います。
家紋の中でも特に良く使われている5つの紋『五大紋』がこちらです。
左から「藤」、「木瓜(もっこう)」、「方喰(かたばみ)」、「鷹の羽」、「桐」です。
更に、『十大紋』になると次の5つが加わります。
左から「蔦(つた)」、「橘(たちばな)」、「沢瀉(おもだか)」、「茗荷(みょうが)」、「柏」です。
どうでしょう、自分の家の家紋と似てる、という方もおられるのでは?
十大紋はほとんどが植物系ですが、それ以外にも動物・昆虫系、幾何学模様系他、更にそれぞれの紋の変化系などなど、実にバラエティに富んでいます。
今後も、自分の趣味である戦国武将の家紋をからめつつ、『家紋』のアートな世界をご紹介してみたいと思います。
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