みなさま。こんにちは!
中身が優しいリフォーム会社・コトブキの小野です。
私が愛すべき我孫子の良いところを紹介していこうと始めたこのブログ。
第一回めは、我孫子が産んだ名作カレーの「白樺派カレー」を紹介したいと思います!
この味、実は明治から大正時代にかけて文豪が愛したカレーの味を再現したものなんですよ。
この記事の目次
我孫子は文豪たちの憧れの場所だったって知ってました?
100年以上も前の話です。
大正デモクラシーなどの自由主義の空気が日本を覆っていたハイカラな1910年代。
そんな時代に我孫子には「白樺派」と言われる文学人たちが集まったんですねぇ。
「白樺派文学」はざっくりいうと「おおらかな人間賛歌」。
学習院大学の志賀直哉や武者小路実篤などが中心で、彼らが描くの物語は
「人間ってすばらしい!」というようなことを表現するものだったんですねぇ。
そんな自由大好きな彼らが我孫子に居を構えていたんです。
自由人に愛されるいい街、それが我孫子なんですね。
自由人が愛する味。それは「カレー」だった!
そんな彼らが愛していたのは味噌が入っていた「カレー」。
カレーに味噌っていうのがまさしく自由が好きな彼らにぴったりじゃありませんか!
なんで彼らが「カレー」を愛しているか。
それはある一人のイギリス人が持ち込んだレシピからだったんです。
イギリス人が持ち込んだカレーを日本風にしたのが白樺派!
白樺派の中心人物・民芸運動を提唱した柳宗悦。
民芸運動とは「生活の中にあるさりげない美を大事にしよう!」という運動です。
いまだと無印良品などそういう生活の素朴さを大事にするブランドができてますからその元祖みたいなものでしょう!
そんな柳さんのお宅に、当時お邪魔していたイギリス人陶芸家バーナード・リーチさん。
彼の故郷の味「欧風カレー」を柳さんのお嫁さん・兼子さんが味噌を入れて作ったところこれがうまいのなんの。
このカレーは柳さんのご友人にもふるまわれ、あっという間にその味は文人たちの間に広まったということです。
白樺派文学同様、味についても自由な考え方を持っていたからこそ、このカレーができたんですねぇ。いやぁ、すばらしい!
自由な息吹きを感じる味、白樺派カレーをぜひ一度味わってみてください!
白樺派カレー、素材はもちろん地元と純国産にこだわる!
もちろん作るからには、こだわりを持つのが白樺派カレー。
作る際のルールもきちんとあるんですよ!
・肉は国産の肉(牛肉、鶏肉、鴨肉、豚肉)を使っていただきます。
・野菜と米は原則として地元のものを使っていただきます。
・味噌は粒味噌がおすすめです。
・漬物などの添え物は地元の素材を用いて、地元で加工されたものを使っていた
だきます。・ カレーは日本に最初に紹介された当時の定番カレー粉「C&B純カレー」を使
用していただきます。・そのほか、カレーに入れるものは香辛料以外は原則国産のものをお使いくださ
い。
と、まぁ、結構なこだわりがあるんです。
実際に僕も何回も食べてますが、しみじみとうまいんです。やはり味噌って日本人の体にあうんですかねぇ。本当に滋味深い味ですよ。
我孫子の飲食店でも食べられるし、レトルトもあります!
もちろん我孫子市内の飲食店で味わえるこのカレー。
ただ、、、
実は、川村学園女子大学の生徒さんと一緒にレトルトカレーも生み出しちゃったんですよねぇ。
その名も「白樺派のカレー」!!
もちろん味は保証しますよ!!
詳しくは、こちらの「白樺派カレー普及会」のページからご覧くださいませ。
いやぁ〜、我孫子って本当に素晴らしい街だなぁ。
それではまた!
地域に株式会社コトブキがあって良かったと思ってもらえるような企業になるよう、皆様とともに一緒に成長させていただければと願っております。