明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお願い致します。
蛇年菊田です。
今年最初の記事に50年経っても大丈夫、建物に最高の下地施工を紹介します。
それは、屋根通気工法です。
屋根通気工法とは、屋根材と下地の間に通気層を設け、空気の流れを
確保することで、屋根の通気性を高め断熱性や遮音性を向上させる工法
です。
屋根通気工法の主な効果は次の通りになります
①夏場の暑さを軽減できる。
②雨音を軽減できる。
③結露や湿気を滞留させることなく外に出すことができるため
下地や小屋組みの腐食を防ぐ効果がある
屋根通気工法には、次のようなものがあります。
①屋根断熱・屋根材の下に空気層を設けることで
熱を遮断し、通気機能を確保する構造。
②二重野地板施工・(垂木の上に野地板を敷き、その上に遮熱シートを
敷き、通気層を確保するための垂木を取付、さらに野地板と防水シート
を敷いて屋根材を仕上げる工法になります。
屋根通気工法を行う際のポイント
①通気層と合わせて断熱材・遮熱材を使う。
②空気の流れを確認する。
③棟の排気口からの、漏水に注意する。
まとめ
屋根通気工法は、屋根材と下地の間に30㎜程度の隙間(通気層)を
確保し、空気の通り道を作る工法で、通気層を流れる空気が、軒裏の
給気口から入り、棟の排気口から出ていくことにより、屋根内部の通気
が良くなり、建物の湿気や結露を防ぎ建物の老朽化を遅らせ、夏場の暑
さや冬場の寒さを抑え快適に過ごせる住まいになります。
部屋の暑さや寒さにお困り事がございましたら、是非お問い合わせ下さい。
元瓦職人だけあって屋根に上がらせたら天下一品。器用でありながら人として不器用さも有り憎めない存在。茨城なまりがなごみポイント。