いつも大変お世話になっております。
株式会社コトブキの菊田です。
先日、久しぶりに我孫子駅のホームにある立ち食いそば「弥生軒」へ行ってきました。
我孫子名物として全国的にも知られている「唐揚げそば」をいただき、あらためてその迫力と美味しさに感動しました。

■ 弥生軒の歴史 ― 我孫子に根付く老舗の味
弥生軒は、昭和3年(1928年)創業の歴史あるお店です。
もともとは「駅弁屋」としてスタートし、当時は列車利用者に向けて多くの駅弁を販売していました。
その後、時代の流れとともに立ち食いそば店へと転換。
現在は、**我孫子駅ホーム内に数店舗を構える“駅そば専門店”**として、多くの人に親しまれています。
また、戦前にはあの放浪画家 山下清 さんが住み込みで働いていたというエピソードも残っています。
お店の歴史を感じながら食べる一杯は、まさに「昭和から続く我孫子の味」です。

■ 名物「唐揚げそば」の迫力!
弥生軒といえば、やはり名物の唐揚げそば。
そばの上に“げんこつサイズ”の唐揚げがドンと乗り、丼からはみ出すほどの迫力です。
今回は「唐揚げ1個そば」を注文しましたが、それでも十分なボリューム!
つゆが染みた衣が程よく柔らかくなり、ジューシーな鶏肉との相性が抜群。
唐揚げの旨味がつゆに溶け込み、食べ進めるほどに味わいが深まっていきます。
一口ごとに「これぞ弥生軒の味」と感じる一杯でした。

■ 駅のホームで味わう特別な時間
お店は立ち食いカウンターのみ。
電車の発車を待つ人や、通勤途中の方が次々と入ってきて、ホームならではの活気を感じます。
列車の音を聞きながら食べる温かいそばは、どこか懐かしく、旅情を感じさせてくれます。
弥生軒の魅力は、**「安く・美味しく・早く」**をモットーに、麺・つゆ・具材を自家製で提供していること。
創業から90年以上、変わらぬ味と真心で、多くの人のお腹と心を満たしてきたのだと思います。
■ 次回は「唐揚げ2個そば」に挑戦!
今回いただいた1個でも大満足でしたが、常連さんの多くは「2個そば」を頼むそうです。
唐揚げが丼からあふれんばかりにのり、そのボリュームは圧巻!
次回訪れるときは、ぜひ「唐揚げ2個そば」にチャレンジしてみたいと思います。

■ まとめ
弥生軒の唐揚げそばは、我孫子が誇るソウルフード。
その味は、昔から変わらず地元の人々に愛され、旅人にも強い印象を残します。
立ち食いそばという短い時間の食事ながら、そこには長い歴史と温かい人の思いが詰まっていました。
我孫子にお立ち寄りの際は、ぜひ一度、ホームの弥生軒でこの「唐揚げそば」を味わってみてください。
きっと忘れられない一杯になるはずです。
元瓦職人だけあって屋根に上がらせたら天下一品。器用でありながら人として不器用さも有り憎めない存在。茨城なまりがなごみポイント。













