**50年経っても傷まない屋根下地通気工法の実験架台を制作しました!**

いつも大変お世話になっております。

株式会社コトブキ菊田です。

先日、社長をはじめ、コトブキの仲間たち、大工さんや職人さんたちと一緒に、屋根下地通気工法の実験架台づくりを行いました。普段の施工とは少し違い、技術検証のための“実験”ということで、学びも多い一日になりました。

 

まずは大工さんによる下地野地の施工から

 

事前に大工さんが野地板の下地をしっかり施工してくれていたおかげで、その後の作業がとてもスムーズに進みました。

自分たちはその上に、通気を確保するための胴縁を垂木と同じピッチで取り付け、さらにもう1枚の野地板を重ね張りしていきます。

 

 

2種類のルーフィングで性能比較

今回は2台同時に制作したため、

  • 1台目:透湿ルーフィング
  • 2台目:カラー(一般)ルーフィング

と、ルーフィングの違いによる経過比較ができるように工夫しました。

こうした施工の違いが長期的にどう影響するのか、今後の判断材料になります。

 

平板瓦・コロニアル・タテ平も制作

さらに今回は、平板瓦を施工した架台に加え、

  • コロニアル
  • タテ平(初のジョイント施工も実施)

と、合計 6台もの架台を制作しました。

タテ平は今回が初めてのジョイント部の実験ということで、特に注目ポイントです。

 

数年放置して経過を実験予定

今回制作した架台はこのあと数年間自然環境に晒し、経過を観察する実験を行います。

通気の有無、ルーフィングの違い、屋根材ごとの変化など、実際の経年劣化を目で見て確認できる貴重な取り組みです。

 

仲間の力で6台完成!感謝の一日

 

朝から作業を進め、なんとか一日で合計6台の架台が完成しました。

声を掛け合いながら作業ができ、チームワークの良さを改めて感じました。

社長をはじめ、コトブキの仲間たち、大工さん、職人の皆さんのおかげで無事に完成しました。

本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。

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