現場実習トライアル

今回は弊社として初めての試みで、社会貢献活動の一環で就職を目指す軽度の知的障害者雇用の事前準備の現場実習トライアルにチャレンジしたことを報告します。

現場実習にチャレンジしていただいた学生は高校2年生の男子でした。面談するまではどのような学生が来社されるか不安だったりもしたのですが、お会いしてみたら素直で挨拶もしっかりできるし一般的な学生と何も変わらないという印象でした。
千葉県立特別支援学校の方でしっかりとしたカリキュラムでサポート体制も整っていましたから安心して社員一同受け入れ態勢を整え、実習してもらいました。

早速、トライアル初日から現場の屋根の上です。本人曰く高いところは怖くないとの事!なかなか頼もしい人材ですね。弊社の職方と一緒になって屋根の葺き替え工事を担当してもらいました。既存の屋根材を解体する作業風景です。中々形になっているところが素晴らしく、人の話をしっかり聞くことが出来るため、すぐにコツを覚えて黙々と仕事をこなしてました。安全対策もできていますね!^^)

昨年の台風が原因で、今後自宅の屋根が飛ばされたら困ると言うお客様からのご要望で既存のシングル屋根に金属屋根材でカバーする工事を行いました。現場の親方の指示を理解し、丁寧に粘着防水シート張りを任されてカッターナイフで屋根の寸法に合わせてカット作業をしています。頑張っているね^^)

見てください! 屋根に上がっていない時には職方のサポートとして材料の整理整頓と掃除をしっかりやってくれています。この何気ない作業はリフォーム現場のお施主様はじめ近隣の方々に対して非常に良い印象を与えますので、この作業をしてくれているだけでも感謝です!チョットカメラ意識しすぎかも(笑)  でも楽しそうですよね

今回のトライアル現場実習は2週間の予定でしたが、本人も弊社も残念。新型コロナウィルスの影響で今週の残り1週間は休校の為、実習も中止になってしまいました。
実習生本人も弊社もマッチングの成果としてお互いいい関係が築けたので、彼が3年生になり、6月の現場実習で再度頑張ってもらおうと思っています。東葛エリアでは我孫子市内の企業がこの実習制度を使って雇用をしていないようですので是非コトブキがパイロット企業として実践していこうと思います。

今後、リフォームをされるお客様、立派な職方に育てますので数年後期待してお待ちくださいね!勿論、今すぐにでもお仕事はさせていただきます・・・

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