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節電ガラスコートの塗装工事風景を紹介!!
皆様こんにちはコトブキの古中です!!
遮熱工事に力を入れている弊社ですが、今回は以前のブログでご紹介した遮熱効果もある「節電ガラスコート」の工事をご紹介いたします!!直射熱はほぼ室内に入らなくなるので窓からの熱対策にはお勧めの商品です!!
では早速工事の流れを紹介していきます
養生
まずは、養生からスタートです。
塗装工事前に掃除もしますが、水なども使いますので周辺に汚れなど飛び散らないように養生します
施工前の数値を測定!!
施工前と施工後で違いを分かりやすくするために、施工前に専用の機材で数値を取ります
数値を取る項目は上記の画像の表示されている数値の上から「可視光線透過率」「紫外線カット率」「近赤外線カット率」の3項目です
施工後にどんな数値になるのか楽しみですね!!
下地処理①鉄粉やホコリの除去
この工事の一番重要とも言っても良い工程です!!ここが仕上げの出来に直接影響します!!鉄粉が残るなど、この工程で手を抜いてしまうと塗装の膜に穴が空いてしまい効果が最大限出せなくなってしまいますので、職人さんも緊張感を持って取り組んでいました
まずは水を吹きかけてから、専用のヘラで鉄粉など除去していきます
この時に、職人さんは自分にも水や電解液を吹きかけて自分からホコリが飛ばないようにしています
下地処理②水垢や油汚れ(手垢汚れなど)の除去
さて鉄粉の除去が終わったら、静電気でホコリが付かないようにと手垢などを浮かせる為に電解水を吹きかけてから油膜取り剤を全体に塗っていき下地処理の仕上げに向かっていきます!!
油膜取りを塗る(磨く)前に、ガラスが濡れているのは電解水を吹きかけているからです。
全体に油膜取り剤を専用スポンジで磨けたら、水切りでキレイに除去していきます!!
下地処理③プライマーの塗付と塗装箇所のライン出し
下地処理最後の項目です。塗料とガラスの接着剤となるプライマーを塗っていきます
全体に塗っていきます。透明なのでわかりませんが、少し白くなっているところがありますが、塗料を塗れば消えてしまいます。
プライマーを塗り終わったら、「節電ガラスコート」を施工する窓にマスキングテープでライン出しと飛び出さないように養生していきます
ローラーで仕上げコーティング!!
下地が終わったのでローラーで仕上げ材を塗っていきます!!
簡単なように見えますが、塗る量や塗料の調合をガラスの温度などの状況で変化させるので単純なものでは無かったです。簡単にマネが出来る仕事では無いですね
塗り終わりましたが、少し見ただけでは全然違いがわかりません。上の写真の右がコーティングしてます。左は未施工です。
下の写真の様に近くで見ると際の塗らない箇所と塗る箇所で違いがわかりますね。
十分な光は入ってきますので、暗くなる心配は無いです!!
工事完了と注意点
工事完了後は塗料の匂いが少し強いので、窓を開けて換気させていただきます!!3時間~6時間程で一般の住宅でしたら匂いが取れるケースがほとんどです。昼過ぎに完了出来れば夕食の時間には匂いは気にならない程度になるイメージで思っていただければ良いかと思われます。
注意点として下の写真の様に、施工中にホコリが飛んでいて窓に付着する事はありますが、仕上げ材塗り付け後は除去出来ないのでご了承いただく事となります。
塗ってる最中は、気付ける場合は除去できます
このように塗っている最中であれば下地処理後に付着した汚れは除去できますが、下地処理でほとんど除去してますので、付着する事な少ないです。ただリフォームですと生活で出ているホコリなどありますので、完全にゼロにするのは難しいので、ご理解いただくしかないケースもございます。
また際の塗っていない箇所は、剥がすのに必要なラインですので残しております。「節電ガラスコート」は、10年保証で15年耐久ですので、15年以上は塗替えが必要になります。キレイに既存のコーティングを剥がす為でもありますのでご理解ください。
最後に
最初にお話ししていた施工後の3項目の数値ですが、まだ塗りたてで測れない状態でしたので下の数値を参考にしていただければ、効果の高さを分かっていただけると思います!!測定次第、ブログに書かせていただきます。
「節電ガラスコート」は窓ガラスの熱対策には1番効果があると数値でも残されています。もしご興味があれば前回のブログもご覧になって下さい
https://a-kotobuki.co.jp/roofproblems/12363
これから来る猛暑や日差しの強さで困っている方には、一度体感してほしいです!!少しでもご興味があれば、お気軽にコトブキまでお問い合わせください!!

現場打ち合わせに始まり、積算、デスクワークから工事の心得まで幅広く、英才教育を受け頑張っています。優しい性格なので、職方に負けないよう自分の意志を貫きながら頑張ってます。