熊野古道

連休を利用して私が所属している日本屋根外装工事協会中部支部、歴まち保存研究部会に参加して熊野古道を訪れました。江戸時代に整備された伊勢路松本峠に向かう石畳に苔が生し風情がありますよね。常に石畳があるわけではありませんが急な坂道には石畳が埋設されていて非常に歩きやすい古道です。

熊野古道で横から唯一石積みが見えるポイントです。他の古道は山肌に沿って埋設されているので、このようには見えません。松本峠を登り切ったビューポイントがこちらです。

11月23日でも温暖なためか軽装で充分古道歩きを楽しめました。
七里御浜が一望出来て美しいのですが、残念ながら砂利の浜なので遊泳禁止地区になります、下手に入水すると波で足をすくわれ二度と戻れなくなるそうです。

波の浸食により削られた岩ですが、左が人面岩・右が獅子岩だそうです
何となく見えますね!

いざなみのみことのお墓とご神体である岩山です。巨大すぎて写真に納まりません。
自然崇拝ですね!歴史のある地域には歴史教科書に登場した人物の軌跡が随所に確認出来て、還暦近くなると歴史を再確認しながら旅するのも楽しいもので素す。

今回の歴まち保存研究会のメンバーです。暖かかったですが着実の紅葉が始まっていました。

我々、瓦屋さんにしかわからないこのショット!ほっこり

山の中の古道を抜けると眼下に大きな鳥居が見えてきます。結構山の高台から見下ろしてみても巨大に見える鳥居なので圧倒されます。日本一巨大な鳥居(熊野本宮大社)だそうです。遠目には靖国神社の鳥居の方が大きいかなと思いながら近づいたら規模が全然違いました!

熊の那智大社からの眺めのいい那智の滝です。有名ですね!

関東に住んでいると平安時代から続く、このような古道を歩く機会はなかなかありませんが、西の方へ行くとまだまだ歴史散策を味わえるエリアが保存されているんですね。平安の息吹を感じながら先人の方々を思いお参りしながらの視察でした。

 

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