こんにちは。城跡好きの荻原です。
少し前ですが、茨城県水戸市の旧水戸城周辺を散策してきました。
戦国時代(後期)には大名佐竹氏の居城でしたが、関ヶ原合戦時の東軍・西軍どっち付かずの態度を徳川家康にとがめられ、出羽国(現在の秋田県)へ転封(国替え)させられました。ちなみに現秋田県知事はこの佐竹氏のご子孫です。
江戸時代、水戸藩の藩校として造られた『弘道館』。
旧三の丸エリアにあります。
現在は道路になっていますが、ここは昔の大堀切の底です。万が一、敵がここから崖をよじ登ろうとしても、不可能でしょう。
大堀切に架かる橋を渡ると、
昨年2月に復元された「水戸城大手門」が!
いやーっ、実に立派な門ですねぇ。ちなみに瓦はイブシ瓦の本葺きです。
門を入ると旧二の丸エリアです。
一角には水戸城の歴史に関する「二の丸展示館」が。地元のボランティアのご婦人が色々教えてくれました。
さらに進み、再び堀を渡ると旧本丸エリアです。
本丸は現在、高校になっています。中に入ると水戸城の門で唯一現存する『薬医門』が移築、展示されています。ナント、安土・桃山時代に造られた門だそうです。
つい先日、『二の丸隅櫓』も復元されたそうです。
こういう事にお金をかけてくれるのは歴史ファンには大変有り難いです。今後も復元が進んで行きそう。水戸城は今も進化しています。
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