トップライト交換・取付上級編

今回のトップライトは交換ではなく、屋根の開口部に雨がベランダに入り込まないようにとのご相談で新規の取付事例です。

既存屋根は金属の縦葺きの三晃式と言われる工法で葺かれたものでした、通常だと金属縦葺き屋根へのトップライト交換は難儀するのですが、今回のお施主からの相談はとにかく屋根の開口部から雨が侵入しないようにしたいとのご要望でした!

 開口の下はベランダになります。

この状態からトップライトを取り付ける工事へと進めていきます。
まずは、既存屋根を剥せない為現状の屋根の納まりを利用して大棟から開口部までを
垂木でフラットにし、その上に合板で覆います。

これで下地は出来上がりですが、ここからがプロの腕の見せ所!

雨水の侵入が無いように防水テープ・粘着式防水紙でその下地を覆っていきます。

日本ベルックスの一番大きなS6タイプのトップライトを取り付けます
ここからはメーカーの既製品にはない部品を作りながら金属を加工し新規のトップライトに合わせて屋根材と一体化させていきます。

難しい依頼ではありましたが、出来ないとは言わず、出来る方法を考え、お客様の依頼に出来る限りお答えさせていただきました。通常は野地板にトップライトを取り付けるのが本当ですが、今回の事例では屋根を解体しなくてはならないため、職人さんが考えに考えた末、既存の金属屋根の役物を生かし、その上から防水処理とビス打ちで飛散しないようにしっかり固定し綺麗に納めることが出来ました。 完成です!

トップライト交換や新設の時はお気軽にお問合せいただければ、お客様と一緒に考えながら希望に添えるようにいたします。

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