いつも大変お世話になっております。
株式会社コトブキの菊田です。
本日は、お客様から「屋根の棟板金が浮いているように見える」とのお問い合わせをいただき、現場調査に伺いました。
調査をしたところ、屋根材はコロニアル屋根で、確かに棟板金が風で浮き上がっている状態でした。原因は、板金下地の木材(貫板)が劣化し、釘の効きが甘くなってしまったことによるものでした。
◆ 屋根メンテナンスは今回が初めて
お客様にお話を伺ったところ、屋根のメンテナンスは今回が初めてとのこと。
「この機会に、屋根全体の状態を見て、必要なら塗装も検討したい」とのご要望がありました。
実際に屋根を詳しく確認したところ、コロニアル屋根材自体の劣化はそこまで進んでおらず、塗装による保護で十分対応できる状態と判断。
屋根塗装工事をご提案し、ご納得の上で施工へと進みました。
◆ 安全な施工のために屋根足場を設置
今回は屋根にしっかりとした勾配(角度)があったため、屋根足場を設置。
安全を確保しながら、まずは傷んでいた棟板金の交換工事から着手しました。




◆ 塗装工程は3段階で丁寧に
塗装工事は、以下のような流れで行いました。
・下塗り(プライマー塗布で密着性向上)
- 中塗り(仕上げ塗装のベースづくり)

- 上塗り(美観と耐久性の仕上げ)

また、**雪止めや板金部分には防錆効果のある「錆止め塗料」**をしっかりと塗布し、細部までぬかりなく対応しました。

◆ 完成後の屋根は見違えるように!
施工完了後は、浮き上がっていた棟板金も完全に固定され、屋根全体が美しく、しっかりと保護された状態になりました。
お客様からも「見た目がキレイになっただけでなく、安心感も全然違う」とのお声をいただきました。

◆ 最後に
屋根の不具合は、見えにくい場所にあるだけに発見が遅れると大きな被害につながることもあります。
今回は早めのご相談が功を奏し、最適なタイミングでメンテナンスができました。
「棟板金の浮き」「屋根の色あせ」「雨漏りの不安」など、少しでも気になることがあれば、お気軽にご相談ください。
元瓦職人だけあって屋根に上がらせたら天下一品。器用でありながら人として不器用さも有り憎めない存在。茨城なまりがなごみポイント。













