天窓が割れたらどうする?補修と火災保険活用のポイント

こんにちは

コトブキの石本です。

工事事例のご紹介で天窓交換になります。

交換に至った経緯は、気が付いたらガラス面にひびが入っていたとのことです。

突然のひび割れですが、今回の割れ方を見ると熱割れという現象だと思われます。

熱割れは冬季にかけて起こりやすいと言われておりますので

ご自宅に天窓が付いている場合は一度チェックしてみましょう。

窓ガラスの熱割れとは

ガラスには温度が高くなると膨張する特徴があります。

紫外線によって熱せられた箇所のガラスは膨張しますが、枠やエッジ部に隠れた箇所は影響をあまり受けません。

この膨張差に耐えきれずガラスは割れてしまい、これが熱割れと呼ばれています。

火災保険が適用されるか要検討

ガラスの割れ方にも特徴があり、

熱割れの場合は外側から1本のヒビが内側に向けて延びるように入りますが

何かぶつかった衝撃割れの場合は放射上に複数のヒビが何本も入ります。

割れ方や不意による事故、天災などは火災保険が適用されるケースがありますのでしっかり検討しましょう。

天窓交換の様子

今回の天窓交換では

旧品と同じサイズがないこと、採光のみで開閉はしないとのことで

一回り大きな天窓へ交換するオーバーサイズ工法となります。

周囲の瓦を剥がします

旧品の天窓を取り外し、野地板が腐っていないか確認します。

開口部周囲にルーフィング(防水シート)を張ります。

開口部は見切材を取り付けて、室内から野地の断面が見えないように綺麗に仕上げます。

一回り大きな天窓のため開口部周囲は板金で収めて

また、取付位置を調整して連窓専用の水切板金で収めるようにしました。

天窓が大きくなりましたので瓦を加工しながら葺き戻して完了です。

天窓が一回り大きくなっても開口部はそのままの大きさなので

室内側からみると以前と同じままで違和感を感じることもないと思います。

オススメ記事

この記事を読んだ人にオススメの記事