平板瓦編 後付け雪止金具の付け方
冬に起こりえる危険
雪が降ることにより屋根に雪が積もりそれが落雪し付近に置いていた物が壊れたり、人に当たり怪我を負うことや、雨樋に雪が積もり重さに耐えきれず壊れてしまう事例が多々あります。
そこで、雪止金具の出番です。
雪止金具とは?
「降り積もった雪が屋根から落ちてしまわないようにせき止めること」を目的とした金具のことです。家を建てたときに付いていなくても、後から付けることができます。
そこで、後から付ける雪止金具の取り付け方を簡単に説明します。
今回は平板瓦に後付け雪止金具を付けました。
平板瓦の特徴
平板瓦は耐火性に優れており、和風の瓦とは違い、すぐに瓦だとは分かりづらいくらいスッキリしていて、瓦自体の主張が少ないので、和風洋風問わずにどんな住宅に使用しても違和感なく仕上がるのが特徴です。
ただ、表面がフラットな為直射日光の影響を多少受けてしまう点もあります。
取り付け手順
屋根材を少し持ち上げあいた隙間に雪止金具を入れる。
※上げ過ぎや、無理やり入れようとすると屋根の破損に繋がるので注意
屋根材に雪止金具を引っ掛け伸ばしきり、雪止金具が落ちないようインパクトを使い留める。
皆さんの家は雪止金具がついているでしょうか。屋根の形状(勾配)や材質によっては設置が不要な場合もありますが、多くの家では必要なものになります。雪止金具が屋根についてなく不安な方は、是非一度コトブキまでご相談いただければと思います!